結婚式
神前式
日本古来の伝統的なしきたりを重んじ、挙式は厳かな雰囲気の中すすめられます。神前式は、本人達を含む親族全てが「家と家」 として結びつくという考え方です。基本的に参列するのは、両親と親族のみで、三三九度の盃をかわし、 玉串を捧げ結婚を誓うもので伝統的なしきたりに沿って進められ、厳かで格調高い。 披露宴会場とは別に神社で挙式するカップルも最近は増えてきています
仏前式
仏に結婚を誓う様式。1892年に浄土真宗本願寺派の藤井宣正が東京白蓮社会堂に挙げた結婚式が最初といわれている。 菩提寺の本堂にて行なう場合が多いが、本尊を安置して公民館や、家庭でも挙式は可能である。具体的な式順は宗派によって多少の違いがあるが、 住職(司婚者)と参列者一同が、本尊に結婚を奉告し、住職から終生仏教徒として守るべき事柄について諭しを受け、記念の念珠を拝受、 互いに敬愛を誓いあう誓紙に署名した後、三三九度の杯を交わすのが大筋である。ほぼ仏教関係者に限られており、 一般的にはほとんど行われていない。
人前式
教会や神前での結婚式のように神仏に結婚を誓うのではなく、両親やその他の親族、親しい友人などの前で結婚を誓うのが現在の人前式 (じんぜんしき)と呼ばれる挙式スタイルである。神前式(しんぜんしき)と混同しないよう、人前式(ひとまえしき)と呼称する場合もある。 ホテルや結婚式場などで対応している場所も多い。また、他宗派での挙式を禁じている宗教信者(創価学会員など)による人前式もみられる。 挙式の進行はおおむねキリスト教式を踏襲するが(入場方法・ウェディングドレス・指輪交換・宣誓等)、その他は自由であり、 立会人による結婚の承認が行われるのが特徴である。承認のしるしとして、立会人が拍手をしたり、鈴を鳴らしたり、 いろいろなアイデアで独創的な挙式が行われている。
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